武輪のこだわり -安全・安心のため-

品質方針

弊社では品質方針を掲げ、全社を挙げて品質管理の維持向上に努めてまいります。

当社は

1.食品メーカーとして、お客様の健康をお支えしているという誇りと自覚を持ち、製品の品質向上と信頼を高めることに努める。
2.JAS法、食品衛生法など、製品およびその生産に係る法律を遵守する。
3.常に製品の安全と安心を最優先に取り組む。

HACCP基準に則した品質管理

・HACCP(Hazard Analysis Critical Control Point)とは?
従来の最終製品抜き取り検査による品質保証に加え、原料の入荷から製造・出荷までのすべての工程においてあらかじめ危害を予測して防止するための重要管理点を特定し、そのポイントを継続的に監視、記録を行い、異常が認められた場合はすぐに対応を行えるようにすることにより、不良品の出荷を未然に防ぐシステムです。

・対米輸出水産食品加工施設(厚労省認可)
弊社工場は、しめさば製造工場としては国内で唯一の対米輸出水産食品加工施設として厚労省によって認可された工場です。
認可にあたり、一般的衛生管理に加えHACCPに基づく衛生管理基準に定める自主衛生管理を実施することがその条件となります。
弊社では上記基準を満たす日常管理を実現し、高い衛生管理レベルを保つために努力を続けてまいります。

品質管理の取り組み

弊社はお客様に安全で安心できる製品をお届けするために全力で取り組みます。
一例として、代表製品である「しめさば」の製造工程を通して、弊社の取り組みを紹介させていただきます。

原料への取り組み

・原料選別
よい製品は良質な原料選びから。良質な原料を入手するために弊社では、経験と実績に基づき各製品の最適な基準を製品規格書に定め、基準をクリアした原料のみを使用しています。

・原料搬入
原料搬入時に目視により原料に異常が無いことを確認。
細菌・ヒスタミン検査等を行い、異常の無い原料を使用しています。

・原料保管
冷蔵庫内の温度は常に-15℃以下を維持します。
さばにとって温度上昇は品質劣化の最大の要因となります。弊社では原料~製品出荷まで温度管理には細心の注意を払い、万全の対応を心がけております。

工場での取り組み

・原料解凍
冷凍庫から出庫した原料は、海水を使用して解凍されます。
解凍時の品温は基準を定め、厳守します。また、使用する海水の衛生管理にも万全の注意を払います。

・三枚卸し
三枚卸しに使用する水・機械・器具類には、厳しい衛生管理を実施しています。
完成した卸し身の抜き取り検査により、三枚卸し工程の最終衛生確認を行います。

・漬け込み
塩水と調味酢の2種の漬込みを行います。
漬込み用の塩水と調味酢はそれぞれに最適な濃度、pH等の管理基準が定められています。漬込み液の品質を管理することにより、製品の品質を一定に保ちます。また、漬込み後の製品の抜き取り検査を定期的に実施しています。

・包装
包装室内は常にクリーンな状態が保たれるように標準を設定し清掃を行っています。

・検査、分析
包装の完了した製品には探知機を通して全数異物混入検査を実施します。
また、製品の中から抜き取り検査を行い、毎日、味・品質に関する異常が無いかどうか、確認を行っています。

・製品保管、出庫
冷蔵庫内の温度は-15℃以下に管理されます。輸送は冷凍車を使用して、製品をお客様のお手元にお届けいたします。

・表示に関する留意事項
弊社ではお客様が安心できるわかりやすい表示を心がけています。法令に則り、読みやすく、誤りの無い表現を心がけています。